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シネマコレクション

モロッコを最初にフィルムに収めたのは、フランスのリュミエール兄弟の作品、1897年の『モロッコの騎士』なのだそう。以来、世界中の映画関係者が常に注目しているロケ地としての魅力たっぷりのモロッコ。2004年には、ついに南部の街ワルザザードに敷地面積では広さ世界一のスタジオも完成し、ハリウッドの姉妹都市にもなりました。世界のセレブに注目の街マラケシュだけでなく、南部の街ワルザザードでも、運が良ければハリウッドスターに会えるかも!

さて、そんなふうに世界各地の映画監督から注目を浴びるモロッコ。
このコーナーではモロッコがテーマになっている映画だけでなく、モロッコがロケ地となっている映画のうち、日本で見る事ができるものを集めました。旅の前に、そして旅の後に、モロッコの風景をお楽しみ下さい。

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amazonオーシャンオブファイヤー
2005年 監督:Ridley Scott
ロケ地:ワルザザード、アイト・ベンハッドゥ、エッサウィラ他

グラディエーターで見事モロッコの風景を活かしきったリドリー・スコット監督、モロッコロケ3作目。アイト・ベンハッドゥの村がエルサレムとして壮大な CGで描かれています。村を見た事がある方には、CGの技術が今どれだけ向上しているかといった、映画のマジックを見るにも面白い一本。
アレキサンダーと同様に歴史ものですが、こちらは史実を知らなくても安心して物語として楽しめる一品。ワルザザードのアトラス・シネマスタジオで、映画で使われたセットの一部を見る事ができる他、スタジオの後方には街の門として使われたセットがそのまま残っていますので、ワルザザードに来る方は見ておくと別な楽しみが増えるかも!


 
amazonオーシャンオブファイヤー
2004年 監督:Oliver Stone
ロケ地:ワルザザード マラケシュ近郊

「記録」としての歴史。
そして、その点としての歴史を「物語」という線でつなぎながら、いかにリアルに描いてみせるか、というのが歴史もの映画の醍醐味ですが、この作品は、歴史背景を知らなくてもそのまま物語として楽しめなくては娯楽たりえない、という点において失敗してしまっているかもしれない1作。
アレキサンダー大王なんて、アレキサンドリアくらいしか思い当たらない日本人には、もっと「一般常識としての彼の偉業」という部分も描いてくれないと、史実の面白さも、物語の部分の面白さも楽しめないぞ、という物足りなさが残った1本。砂漠の戦闘シーンがワルザザード、結婚のシーンがはっきりとモロッコ。


 
amazonオーシャンオブファイヤー
2003年 監督:Joe Johonston
ロケ地:メルズーガ周辺、ティネリール、南部モロッコ各地

古き良き時代の名残がまだあった頃にアメリカに実在したカウボーイが参戦した、砂漠での過酷なサバイバルレースを題材にした映画。
アメリカの野生馬がアラブの純血種にまじって戦い、アメリカの馬が勝ちましたよー、というアメリカ万歳的な部分がなきにしもあらずですが、物語としては楽しめる方。 モロッコでの撮影は、ほぼ全編にわたってメルズーガ周辺。また、アイト・ベンハッドゥ近くのカスバも使われています。


 
amazonサハラに舞う羽
2002年 監督:Shekhar Kapur
ロケ地:メルズーガ周辺、ティネリール、南部モロッコ各地

物語のスタートは19世紀末のイギリス。
アフリカに戦争に行かなくてはいけないことになった事に悩む将軍の息子である青年と、士官学校での友人と、恋人と…。戦争という運命の中の友情と恋愛を描いた物語。
なんとなくつかみにくストーリですが、モロッコでの撮影部分はメルズーガ周辺がメイン。砂漠の風景が楽しめます。


 
amazonブラックホークダウン
2001年 監督:Ridley Scott
ロケ地:ラバト、サレ

まだ記憶にも新しい、失敗に終わった米軍のソマリア侵攻を映画化したもの。イラク戦争の「結果」を今目にしている今日の私たちには、他国に侵攻するという事の「大義」と「結果」について、その意義とはどこにあるのかと、大きな疑問を投げかける1本かもしれません。
内容そのものはとにかく「痛い」感じ。今も米軍が始めた戦争がちょうど終わっていないところである、というところと、このストーリーが事実であった、というところがそもそも映画を楽しむ、という雰囲気からは離れているので、とにかく血なまぐさいものが嫌いな方にはおすすめしませんが、モガディシオ、とされているのがモロッコはラバトで撮影されています。
廃墟と化した街の感じは、それこそ本当にこれがモロッコだろうかという変身ぶりなので、ラバトを知る方には、映画というのがどれだけ人の手をかけて「それらしく」見せるものであるか、というところを観察するには面白いかもしれません。
ブッシュ大統領には、開戦前に見ていただきたかった映画ですね。


 
amazonグラディエーター
2000年 監督:Ridley Scott
ロケ地:アイトベンハッドゥ

ローマ帝国五賢帝の最後のひとり、マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝から、彼の唯一の失策といわれる、不祥の息子、コモドゥスに皇帝の座が渡されたという史実を、ローマ軍の優秀な将軍の存在をからめて興味深く描いてみせた作品。最後までハラハラさせるストーリー展開もなかなかで、歴史もの好きでなくてもかなり楽しめる映画です。
将軍が奴隷のグラディエーター(剣闘士)として買われた先として描かれている闘技場のあるシーンがモロッコ。アイト・ベンハッドゥの横にセットを組み立てて撮影されたものです。


 
amazonハムナプトラ・失われた砂漠の都
amazonハムナプトラ2・黄金のピラミッド
1999年 2001年
ロケ地:マラケシュ・ワルザザード・メルズーガ他

砂の顔がぐ〜んと迫ってくるコマーシャルがインパクトのあった映画。エジプトの伝説の死者の都、ハムナプトラに封印された悪い神官の眠りをさましてしまたからさあ大変、という物語り。エジプトを舞台にしたお話しなのでエジプト撮影かと思いきや、ロケ先はモロッコ。
博物館として描かれているのはマラケシュにある役所の建物だったり、砂漠はメルズーガ近辺、トドラ谷や他モロッコ南部各地での撮影で、現在もワルザザードのスタジオではセット残りを見ることができます。ストーリーも久々にきちんと楽しめる冒険アクションもので、モロッコの風景を楽しむ目的だけでなく楽しめるおすすめの作品。


 
amazon英雄の条件
2000年
ロケ地:タウリルトのカスバ

サミュエル・L・ジャクソン主演の戦争映画。舞台はイエメンという設定。ストーリそのものは特に印象に残りませんでしたが、ワルザザードのタウリルトのカスバ、および周辺の土産屋とおぼしきところで撮影されています。今もタウリルトのカスバの表面にうっすらと残る白いお化粧のラインはこの時の撮影の名残。
住民にしてみると「茶色く戻す約束だったのに」なのだそうですが、このデザインの方がかわいい!という村人も。


 
amazonレジョネア
1998年 監督:Peter MacDonald
ロケ地:ワルザザード、タウリルトのカスバ

どうやらタウリルトのカスバを吹っ飛ばしてしまうシーンなどがあったりするようで、モロッコ好きには「映画だからって好き勝手するな!」と叫びたい気持ちになってしまうかも。
けれども、好き勝手させることで得たお金で修復やら保全やらにまわすお金も出て来るというのがまた現実なようでなんとも残念


 
amazonグッバイ・モロッコ
1998年 監督:Gilles mackinnon
ロケ地:マラケシュ他モロッコ各地

フロイトのひ孫にあたるというエスタ・フロイド原作の『Hideous Kinky』の映画化。
原作がある映画にありがちな、原作と映画とどちらがより面白いかという論争もありますが、この映画はなによりモロッコの風景がとてもきれいに描かれています。
賛否両論あるにせよ、映画版は良くも悪くも「外国人」の目に映る「モロッコらしさ」が上手に描かれているのではないでしょうか。
2児の母親になっても「自分探しの旅」を続けてしまう母親の「旅」の姿に、なんとなく自分にとって旅とはなんなのか、など、ちょっと考えてしまった1本。



 
amazonクンドゥン
1997年 監督:マーティン・スコセッシ
ロケ地:ワルザザード近郊

ダライ・ラマ14世の生い立ちを、13世の死去から描いた作品で、監督は、『最後の誘惑』もモロッコで撮影している、スコセッシ監督。
「最後の誘惑」に続いて2度もロケをモロッコで行うとは、よほどモロッコが気に入ったのでしょうか。
たくさんのチベット人と、チベットふうの飾り物などが大量に持ち込まれたロケで、今でもワルザザードのアトラススタジオではこのときのセットの残りを見る事ができます。


 
amazon最後の誘惑
監督:マーティン・スコセッシ
ロケ地:南部モロッコ各地・他

アメリカの保守派からは当時上映反対運動も起きた問題作ですが、救世主キリストではなく、イエスという一人の人間の一生はどんなふうだっただろうか、と考えてみた時の一つの解答としてかなり面白い作品です。
聖書の有名なエピソードが各種盛り込まれていますが、キリスト教についてちょっと以上に知っている人でないと細かい解釈については楽しめないかもしれませんが、とても興味深い作品。
全編を通してモロッコでの撮影となっていて、キリストはモロッコで生まれた人なのではないかと思うくらい、衣装から文化から、モロッコの香りがプンプン。 ここで紹介している映画の中でももっともモロッコの文化がいろいろ垣間見れる作品かもしれません。結婚式のシーンなどもあり、モロッコの風景を楽しむためだけでもおすすめの1本。



 
amazonシェルタリング・スカイ
1990年 監督:ベルナルド・ベルトルッチ
ロケ地:ザゴラ・タンジェ他

個人的には今の所人生で見た映画の中では、「理解不能」な映画のナンバーワンとしてジャンル分けされていますが、モロッコといえばこの映画を思い浮かべる方も多いであろう作品。
スタッフがラストエンペラーと同じで、映像はきれいだし、音楽もとても良くて、モロッコへの憧れを強くさせるのですが、なにぶんストーリーが…。
私には理解できないというか、外国人なんて所詮受け入れられない運命にあるのか?!と思うと他人事ではないゆえに、ひどい焦燥感にかられてしまうのでどうも好きません。
マラケシュからワルザザードへ向かう途中の村や、アグデス近くのドラア川添いのカスバなど、南部モロッコの風景がたくさん織り込まれています。



 
amazonナイルの宝石
1985年 監督:ルイス・ティーグ
ロケ地:ワルザザード及びその近郊

わか〜いマイケル・ダグラスが大活躍の映画。ストーリーはいかにもなアメリカ映画で、語るほどのものではありませんが、エジプト、ということで撮影されている舞台がモロッコ。アイトベンハッドゥやタウリルトのカスバ、フィントのオアシスなど、モロッコの景色をかなり堪能することができます。
が、ストーリーは期待しないでください(笑)
アイトベンハッドゥでは、実際まだこの時に使われたセットの残骸である土壁が残っており、飛行機型に抜けたその門を今でも見ることができます。ガイドさんによっては説明してくれたりもするので、この映画を見ておくと、また別の楽しみがあるかも。



 
amazonアラビアのロレンス
1962年 監督:デヴィッド・リーン
ロケ地:メルズーガ・アイトベンハドゥ他

とても長い映画ですが、好きな映画の一つです。
撮影地にモロッコも多く含まれているということで一生懸命何回か見ましたが、ああ、このシーンはあそこか、と納得できるカットにまだ出会っていません。撮る人によって姿をかえる、おそるべしモロッコ!
櫟砂漠に砂砂漠が続き、モロッコ、というよりはとにかくアラビアという雰囲気にまとまっていて、モロッコの風景を楽しむというよりは、アラブの歴史について勉強できる映画というところでしょうか。南部モロッコ各地で撮影されています。


 
amazon知り過ぎていた男
1956年 監督:ヒッチコック
ロケ地:マラケシュ

見た事はなくてもタイトルだけはなぜか知っている人も多いであろうこの映画。 物語りのきっかけとなる事件が起きるのがマラケシュ。「モロッコ」というのはこんな時代から物語の背景として魅力的だったんですね。
映画では合成ですが、バスの背景として見えるマラケシュ=ワルザザード間と思われる景色や、マラケシュのフナ広場の雰囲気、こんな時代からあったのか!と驚きの古いCTMの車体など、古き良き?モロッコのなごりのような風景がけっこう楽しめます。レストランのシーンは、マラケシュで一番古いレストラン、「Dar Essalaam」にて撮影。現在もこのレストランでは古きよき時代のモロッコを感じる事ができる、豪華な内装が残っています。
ストーリーもヒッチコックだけあって、楽しませてくれる1本。



 
オセロ
1942年 監督:David Butler
ロケ地:エッサウィラ・エルジャディーダ

この映画を見てモロッコに来る事に決めた、という年配の女性に何人か出会ったことがあります。見て、見て、といわれつつ、管理人はまだ見ていない映画。
キプロスの要塞として描かれているのがエッサウィラの海辺の砦部分だそうです。


 
amazonカサブランカ
1942年 監督:マイケル・カーチス

この作品はオールセットで撮られていて、風景は全て作り物なのは有名な話。けれども戦争という混乱と、そのころモロッコがどんなふうに人々のイメージのなかに存在していたかと想像してみるには面白い映画です。
値段交渉のシーンなど、なんだモロッコ、こんな昔から今と変わらないのね、なんて思わせます。
ストーリーは、この映画が名作として語り継がれるだけの価値があるということをしみじみ見せつけられる面白さ。日本の演歌なんかで「カサブランカ」のことを歌った歌があったりするのがおかしいくらい、かっこいい男の魅力の色褪せない映画であります。なんべん見ても、飽きずに感動している管理人、か〜な〜りおすすめな1作です。まだ見ていない方がいらっしゃいましたらぜひどうぞ!


 
amazonモロッコ
1930年 監督:Joseph von Sternberg
ロケ地:ワルザザード

マレーネ・ディートリッヒ、ゲーリー・クーパー主演のものです。


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