旅の情報編01:旅のまよいかたガイド
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モロッコってどんな国?

モロッコはどこにあるどんな国なの?
モロッコはアフリカ大陸の一番上の左はしの所にある国で、スペインのすぐ下にあります。
日本の1.9倍(西サハラ地域を入れないと1.2倍)の広さを持つ国土に、日本の1/4くらいの人口の人が暮らしていて、緯度は日本とあまり変わらないので、四季もあります。
スペインやフランスをはじめとするヨーロッパ人にとってモロッコは、日本人にとっての香港やタイ、バリ、といった感じで旅行者の数も大変多く、とてもポピュラーな観光国。日本人の旅行者は毎年3万人くらい訪れています。

モロッコでは言葉はモロッコ方言のアラビア語。けれども山間部の田舎などには、それさえも話さずに、言ってみればそれぞれの山ごとに微妙に異なるベルベル語という地元の言葉を話している人たちもいます。
そうかと思えばかつてフランスの植民地だったので、フランス語を話せる人がとても多かったり、モロッコの一部に飛び地としてスペインがあったりすることもあり、北部などではスペイン語も比較的よく通じます。
その一方で、日本人がせめてこれくらい…と期待してしまう英語は、ホテルや大きな観光地で通じることがある程度です。
■ 地中海の向こうはスペイン。北の港町タンジェからフェリーで2時間程度。   ■ 国内にはセウタとメリリャの2カ所に飛び地のスペイン領が。

  どんな暮しをしている国なの?
モロッコはイスラム教の国なので、お祭りや宗教行事などはイスラム暦で、王様の誕生日や、国の記念日などは西暦で決められて動いています。なんだか不思議ですね。
政府の調査による失業率は20%くらいですが、実質はもっと高いと言われています。主な産業は農業や漁業なので、そういった仕事をしている田舎の失業率は高くありませんが、都会になればなるほど、失業率が高くなっている傾向があります。
イスラムの国だからみんなベールをかぶっていたりするのだろうかと思うかもしれませんが、都会などではぴちぴちのタンクトップで歩いているような人もいれば、そのとなりをベールと民族服で体を覆った人が通ったり、というような感じで、それぞれが自分の好きなようにすることが認められています。けれどももしかすると、「そんなカッコやめなさい!」なんて、お母さんに叱られているのかもしれません(笑)
■ 北部の女性は、他の地域の女性とはまたひと味ちがった出で立ち。   ■ 年配の女性は、顔に入れ墨をしている人もまだいます。結婚式の一コマ。

  どんな食べ物を食べてるのかしら。
一般的な料理は、肉と野菜を塩とスパイスで煮込んだ「タジン」と言われる料理。独特の帽子のような形をしたふたが有名なお鍋で煮込む、日本でも一部のコックさんたちが既に注目しているおいしい料理です。その他、世界最小のパスタといわれる「クスクス」という料理も有名です。
スパイスを使う、といっても辛かったりするわけではなく、日本人の口にもとても合います。もっとも、団体旅行などで利用するホテルの料理については、がっかりする方も多いような話を聞き及んでいるのでちょっと残念。
主食はパンで、タジンには魚が使われることもありますが、基本はお肉なので、肉がきらいな人にはちょっとつらいかもしれません。
また飲み物では、イスラム教の国なのに意外ですが、フランスの影響で、ワインも生産されていたりします。また、ビールの生産もされていて、水がおいしいといわれるフェズ産のビールは特に美味。「Casablanca」というビールは輸出にまわされているもので、日本のレストランでも味わう事ができます。
■ しぼりたてのオレンジジュースのおいしさは格別。お菓子も豊富なティータイム。   ■ 屋台の料理も魅惑的ながら、神髄は家庭料理に。チャンスがあったら訪ねてみて!

どんな環境の国なの?
アトラスよりも北の地方は雨期にもなれば比較的きちんと雨が降り、冬にはアトラス山脈では道が閉鎖されるほどの大雪になることも。
こうした冬の雨期の雨や雪は川となり、地下水となって モロッコの農業生産をささえています。

モロッコ中部では、 昔ピラミッドを作るのに使われたとも言われる、北アフリカ一帯に分布していたアトラス杉の林が今も森として残っていたり、その近くにはまるでスイスにでもやってきたかのような雰囲気の街もあったりします。
そうかと思えばアトラスを越えた南部は砂漠の世界。
緑のオアシスが目にしみます。モロッコで砂漠といえば石がごろごろしている擽砂漠がメインですが、さらさらの砂砂漠に出会うことができる街もいくつかあります。
全国各地に点在する世界遺産の街や村、ローマの遺跡や異文化の香り高いメディナやスークの町並みなど文化的な楽しみも尽きない見どころの多い国ですが、ココの管理人がこっそりと耳打ちするならば、モロッコの一番の魅力は、底抜けにたくましいモロッコ人の笑顔と、抜けるような青い空じゃぁありませんかね!
■ ローマ時代の遺跡の残るヴォルビリス。まだまだ未調査の遺跡が足下に。   ■ はじけるような色彩につつまれた迷路の街は毎日がお祭りのようなにぎわい。
■ イフレンの近くには豊かな森が。世界一平和といわれる猿が住んでいます。   ■ 空の青を溶かしたような砂漠のオアシスも忘れられないまぶしさ。
 
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