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  日本発のフライトモロッコへのフライトで使われる事が多いのは、時間節約型の方にはフライトのチョイスの多さで断然エールフランス。 モロッコからパリへのフライトは他社も含めてかなり多いので、万一の時に別の会社でパリまで向かい、そこから日本行きのフライトを探すという荒技で、どうしても日本到着を遅らせるわけには行かない、という方には安心です。 夜のフライトで日本を出発し、早朝のパリに到着。そのまま朝一番のカサブランカ行きフライトに乗り継げば、モロッコ滞在を午前中からスタートできるので、時差対策もバッチリです。 また、旅の上級者には、帰路に半日パリ滞在…なんていう事もできてしまう選択肢も有るところが魅力的。 航空券は旅行会社経由で買うよりも、エールフランスホームページで買う方が安い、あるいは条件が良いといった事もありますので、よく確認しましょう。 ただし、自己手配の場合には、トラブルの際に手伝ってくれる人もいないので、旅の初心者でそのあたりに不安がある場合には、日本の会社を挟むと良いでしょう。ただし、エールフランスは荷物の重量制限が大変厳しいというところが難点。 また、フランス名物「ストライキ」に当たるとこれも面倒という点が、面倒ではあるかもしれません。 また、できるだけ安く、かつアラビアの雰囲気を存分に味わいたいという方に最近人気があるのがエミレーツ航空のフライト。 ただし、日本からドバイまでが１２時間、ドバイからカサブランカまでもさらに８時間と、同じアラブ圏同士のイメージながら、実は遠い、という所に「いやぁ、以外と遠くて疲れました」の声が多々聞かれます。 また、万一機材にトラブルが有った場合等、日本＝ドバイ、ドバイ＝カサブランカも１日１便ずつしか無いために、全ての日程に狂いが出てしまう所が難点。特に帰国後にお仕事が待っているというような場合には、料金と時間のリスクのバランスを考えると良いでしょう。 この他、ブリティッシュ・エアウェイズ、アリタリア航空、KLM、ルフトハンザなどがメジャーなところでモロッコへのフライトを出している会社になりますが、モロッコ到着時間が深夜になる等少々不便な点があります。 しかしながら、航空券手配で最も注意したいのは日系の航空会社をロイヤルエアーモロッコ（RAM）で乗り継いで到着する形のフライト。（ANAが現在この形態です）マイレージを利用して航空券を手配される方が利用される事が多いようですが、この組み合わせは特にロストバゲッジが多いので要注意。滞在中１週間荷物無しで過ごされるお客様がいたり、保証も１件につき400DHといって譲らなかったりと、RAM側の対応の悪さからトラブル時のストレスがかなり多くなります。トルコ航空もRAMとの提携パターンなので要注意。 トルコ航空の場合、モロッコからトルコ、トルコから日本への接続も良く無いので、一度遅れると、日本到着のスケジュールがかなり狂う可能性が出て来ます。 また、ロイヤルエアーモロッコの国内線は、遅延やキャンセルが非常に多く、特に出国時に国内線でカサブランカの空港に向かわれる方は注意が必要。下手をすると、帰国のフライトに乗り遅れてしまう事があります。 国内線を利用する場合、経験的にはその日の最終フライトと、翌朝１番のフライトであれば遅れず運行される事が多いので、これらを利用するようにすると良いでしょう。 また、 日本発のフライトで注目すべきは航空券の安さ。 旅を割安にあげようと思って、ヨーロッパから陸路で、あるいはLCCで…なんて考える必要はありません。ヨーロッパからモロッコへのフライトは、日本からセットで買ってしまった方が、ヨーロッパから別建てで買うよりも安い事の方が多いです。 モロッコ発のフライトモロッコから別の国（特にアフリカ方面）に向かいたい、という方からよく聞かれるのがモロッコでの格安航空券。 モロッコは誰もが簡単に旅ができる社会ではないので、格安航空券市場もあまり発達していません。基本的には３週間、１ヶ月、３ヶ月、といった有効期限によって値段が異なるといった程度で、旅行代理店での購入は、正規の割引チケットとほとんど同じ程度の値段です。 ですので、可能であるならば日本の旅行代理店にセットで航空券の手配を依頼してしまった方が安上がりになる可能性が高くなることと思います。 ただし、モロッコからヨーロッパ国内に向かいたいという場合は、ここ数年で格安航空会社のフライトが大分充実してきました。 あらかじめ旅程さえ分かっていれば、早めに予約する事で、ヨーロッパとモロッコ往復で100ユーロを切った価格で手配する事もできるので注目です。 モロッコからアフリカ方面への旅行を考えておられる方は、おそらく一度パリに戻った方が無難。モロッコから近隣諸国へのフライトは、下手をするともう少し足せば日本にまで戻れてしまうというくらい高いので、ヨーロッパからのフライトを狙うようにした方が割安です。 事前に情報を調べるのであれば、ヨーロッパの格安航空券市場などを確認してみて下さい。
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