旅の情報編01:旅のまよいかたガイド
あると便利な持ち物集 モロッコへ、モロッコからのフライト


 
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お金の管理と両替

モロッコの通貨
モロッコの通貨単位はDH、あるいはMDHと記載される「ディラハム」。
頭の中で計算するときの目安は1DH=10円。正確にはおよそ1DH=12〜13円の間を変動していますが、お土産の代金など、頭の中でざっと概算する時にはこれで十分でしょう。
最新の為替レートは、こちらのYahoo!Financeのコンバーターでどうぞ。

旅行中はチップやお礼、買い物などでとにかくよく小銭を使います。
とてもよく使うのになぜか慢性的に不足感があり、 おつりがないから、といって買い物が思うように進まないことも田舎等ではよくありますので、カサブランカやマラケシュやフェズといった都会にいる間に、できるだけ多く10DH玉や20DH札といった小額のお金を準備しておきましょう。

どの通貨で持って行くか
モロッコだから、ユーロを持っていくべきかはたまたドルか。
ちょっと考えてしまうところですが、現金という点で安全性に心配があるものの、通用度としては「日本円」のままで大丈夫。
銀行、ホテルなどほとんどのところで円の現金の両替えを受け付けてくれます。(2000円札の両替は受け付けられませんのでご注意下さい)
途中ヨーロッパを経由してからモロッコに来る方は、ユーロに統一してしまっても問題ありません。
ツーリスト側に多少レートは不利ですが、仮にディラハムの手持ちがなくても、1ユーロ=10ディラハムでお金を受け取ってくれることが多いので、特に遅い時間帯にモロッコに到着なさる方などには、ユーロは手持ちがあるとちょっと安心な通貨かもしれません。
  両替のレート
レートは国のよって統制されているため、銀行ならどこも変わりませんが、銀行によって、端数を切り捨ててしまうところ、端数まできちんと支払ってくれるところとあります。
ただ、いずれも10円未満の切り捨てなので、そんなに気にする事もありません。ほとんど1DH、という場合には切り上げてくれることもあるので、「そんなものか」と思っておくとストレスになりません。

また、ホテルでの両替の場合は、レートこそ銀行と同じものを使いますが、場合によっては小銭がない、ということで100円以下程度が切り捨てられる場合もありますし、エリアによっては銀行に行くまでに1時間くらいかかる、ということで、その分の手数料が差し引かれ、500円以下程度の切り捨てが行われる場合もあります。
また、両替時には必ず領収書をもらうこと。
この書類がないと、残ったディラハムを再両替する時に対応してもらうことができませんのでご注意下さい。

ヨーロッパで両替する場合
ヨーロッパでの日本円、もしくはユーロなどからのディラハムへの両替えをする場合、高額な手数料がかかります。(オランダのスキポール空港等で両替可能なようなのですが)
本来ディラハムは国外持ち出しが禁止されている通貨で互換性もないためか、レートもものすごく悪くなっています。深夜に到着するなどでどうしても最初の2、300DHを手に入れておきたい、といった事でもなければ、利用しない方がいいでしょう。

空港での両替
モロッコの空港は、カサブランカ、マラケシュ、アガディール等の大きな空港であれば、深夜や早朝であっても、飛行機の到着に合わせて空港の銀行が開いている…ということになっていますが、さすがに深夜、早朝などは担当職員がちょっと席を外している、といったことも少なくないような印象ではありますので、海外のATMからの引き出しも可能な銀行系カードを持っていると安心です。
ただし、どうしても銀行で両替できないと困る、といった場合、回りにいる空港職員に声をかけてみましょう。すぐ戻る、と教えてくれるかもしれませんし、呼んで来てくれるかもしれません。
また、到着ロビーと出発ロビーの両方に銀行があるので、どちらかがだめならロビーを変えてみる、というのも一つの解決方法です。
  トラベラーズチェック
トラベラーズチェックは、使用の際、券面の裏にいちいちパスポート番号や住所などを書かされること、銀行によっては両替えそのものさえ引き受けていないので、扱いがかなりで面倒です。

モロッコではほとんど使えない(使いにくいという意味で)と思っていた方がいいいですが、レート面(多少ですが)、安全面で有利です。現金がないときは、とにかくお金の元になるものが欲しい土産屋などでもけっこう受け取ってくれます。
けれどもモロッコにこれを持って行く場合は、あくまでも非常用としていくらか持って行くという程度にとどめておいた方がいいかもしれません。
  クレジットカード
大きなお店やレストラン、お土産屋さんなどで受け付けてくれています。団体旅行で行く場合など、通用するお店も多いでしょう。
ですが、クレジットカードの利用というのは、本来店側が手数料を払ってそのシステムを利用することができるようになっているものなので、低い金額でクレジットカードを使うと、店にとっては手数料の負担が重くなるため、5%程度の手数料を上乗せされることが、特に小規模の店舗などで多くなっています。
また逆に、現金だったらもう少し安くできるけど…と現金での支払いをすすめられることもあります。これは、カードだからということでついでにぼったくろう、ということではないので御承知おきを。

また、高級ホテルなどでは、これが身分保証、保証金の代わりにもなるので、ないと泊めてもらえないこともありますので、個人でそういった場所の利用を考えている方は、念のためお忘れなく。

また、基本的にどこでも使えるのは、ビザ、マスターと思っていいでしょう。日本人がよく利用するところではJCBでも大丈夫ですが、あまり多くありません。また、アメックスについても利用可能な場所が限られてしまうことになるので、基本的にはビザ、マスター以外はあまり頼りにならないと思っていた方が無難です。
  銀行のキャッシュカード
  モロッコでも銀行の支店には必ずといっていいほど設置されるようになってきたATM。大きな街であれば大通りなどで簡単に見つけることができます。
左の写真の機械の上にある手のマークがATMの存在を表すマーク。現金を手持ちしなくてもいいので、カードの管理さえきちんとすれば、かなり頼れる存在です。
ATMの取り扱いで問題があるとしたら、人の出入りの多いところでは、時々マシンのお金がからっぽになっていることがあること、ごく稀にですが、排出される金額に間違いがある事もある、ということ。
手続きが終わったら、明細をきちんと出すようにしておくといいのですが、出て来ないこともしばしば。
また、お金が出て来ないのに、明細だけ出てくるといったこともありますので御注意下さい。こんな時はできるだけすぐに、ATM管理者に連絡をとるようにしましょう。また、カードの暗証番号をこっそり見られているかもしれない、という危険は、日本でもモロッコでも、ヨーロッパでも考えられます。
番号の取り扱い、カードの取り扱いには十分注意しましょう。

最近では両替が不便と言われていた南部モロッコでもワルザザードはもとより、ティネリール、エルフードなどでもATMが登場してきましたので、以前よりも便利にお金が引き出せるようになっています。

ATMでの手続きは、1回4000DHが上限。
それ以上の数字を入れても手続きする事ができませんので、それ以上の金額が必要な場合は、何回か同じ座業を繰り返す事で、お手持ちのカードの引き出し限度額まで引き出すことが可能です。

以下のマークが、モロッコのATMに記載されている事が多いマークですので、お手持ちのカードがそれに対応しているかどうかご確認下さい。



 
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