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砂漠を楽しみたいですが、
どこの砂漠に出かけるのが一番いいですか?
アクセスしやすいのはメルズーガ。
簡単に砂漠が楽しみたかったらこちらです。世界中の人がここを目指してくるので、周辺の街からたくさんのツアーが組まれていて参加しやすいでしょう。
巨大なさらさらの砂丘が楽しめる、砂漠といったらここ、という、定番の観光地です。
ただその分、モロッコ中からそこに集まる観光客をめざして「どんなことをしても稼いでやる」といった悪質な自称ガイドやハスラーがとても多い地域なので、南を目指すバスのバス停からスタートして注意が必要です。ツアーやホテルへの勧誘は、遠く離れた町のバスの中からはじまっていますよ。
バスの運転手さんでさえ、「この人は信頼できるよ」といって手助けする、といったやりかたもあったりしますので、一人で出かける方は、あらかじめ覚悟しておきましょう。
また、リッサニやエルフードから、10DH、20DHといった金額で砂漠につれていってあげる、と言葉巧みに誘い、その後そこで回収できなかったお金を別な形で回収する…といったパターンもありがちですので、必要以上に安いものについてもまた注意が必要です。
一度言ったのだから、約束は守れ、といった考え方は通用しません。
メルズーガの相場は、日の出、日の入りののみのツアーで車1台500〜600DH程度、砂漠のホテルかららくだにゆられて砂丘の中でのキャンプの場合、サービス内容によって異なりますが、300〜600DHくらいが適当でしょう。
また、観光地で日本人の知り合いがいるとか、流暢な日本語で話しかけてくるモロッコ人には特に注意!語学はお金を稼ぐ手っ取り早い手段です。
(カサブランカ、ラバト方面では大学で日本語が学べるため、そういった学生に出会う機会もありますが)
いくらお金はいらない、とか友達だから、と言われても、せっかくのその技能を自分の目的の達成のために使わない手はないのですし、日本語という特殊技能をボランティアで使うほど、経済的、時間的に余裕のあるモロッコ人はほとんどいないと思っていいでしょう。
日本語は、お金を稼ぐため、もしくは気に入った女の子に関心を持ってもらうための立派な手段だということを忘れずに。
どこの街にも「日本語といえばそいつ」という有名なプレーボーイが一人はいたりするものです。女性は日本人にない気配りと優しさのある男性だからといって油断しないように。
男性でも、日本人は友達だからと言葉巧みに誘われたあげく、砂漠ツアーなどをめぐって騙されることもあるようですから、いずれにしても気をつけて下さい。一度「はい」と言ったなら、そこから先におこることは、やはり自分の責任として認識するべきでしょう。
納得した以上、後は自分の責任です。
モロッコ人の友達同士でも、最初の話が割り勘でも、できることなら自分もお金を払おうとすることがあるくらいです。「友達だからタダ」なんていう事はほぼ100%ありえないということを、どこかに覚えていてください。
「おまえがタダだって言ったんじゃないか!」なんて後で騒いでも、そんなありもしないような話についていく方が悪いと思われるだけのことです。
一方マーミド。
メルズーガに比べて知名度が低い事、バスなどのアクセスの悪さから観光客もそんなに多くありません。おまけに、きれいな砂砂漠に出会うためにはそこからさらに四駆やらくだにゆられて出かけないといけないという点から、時間のない方にはちょっと不便。
また、メルズーガ等にくらべて待機している車両の数なども大幅に少ないので、各種サービスがやや割高です。
ただ、
静かにゆっくり砂漠を楽しみたい、なるべく観光ずれしていない所で楽しみたいという方にはこちらの方がおもしろいかもしれません。
その他ザゴラの近くにも何ケ所か砂の砂丘を楽しむことができるところがありますが、これらの規模はとても小さくて、言ってみればただの砂山です。
時間がないから日程上ここしかないという方には砂の砂漠を楽しむいいチャンスではありますが、時間のある方なら、ザゴラの砂漠はわざわざそれを目当てに訪ねていくほどのものではありません。
けれども小さいからといって感動が少なくなるわけではありません。
管理人初めての砂漠は、この小さな小さな砂丘の赤ちゃんのようなところでしたが、逆にイメージをふくらますことができ、とても楽しい時間を過すことができましたから!
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